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piada(ピアーダ)

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flute,piano,celloのトリオ

おもいつくまま。

しこうです
おもいつくままです
たまにはこんなのもよいではないかと

毎年毎年必ず読む本が3冊ほどある

そのうちの一つを紹介
司馬遼太郎著
「項羽と劉邦」
四面楚歌、背水の陣、[馬鹿]の由来、多々益々弁ず、捲土重来、など沢山の故事成語かこの時代から生まれてる
とにかく読むまで三国志しか知らなかった自分に一挙に興味の範囲と好き勝手な想像力を与えてくれた作品
『司馬遼太郎』というと「竜馬が行く」など幕末の話を取り扱っていると思われがちだが、氏の著作には戦国時代(今大河ドラマでやってますね〜)や江戸時代など広範囲に渡って良質の作品が無尽蔵にある

その中でも「項羽と劉邦」は異色の題材であるかもしれないが、、、
こういった歴史小説はなかなか同世代で読んでる人が少なく、寂しい限り
丁度父親の世代が最も多く好むものと思われいるのも気に食わない
たしかに文章がおしゃれだったり、とっつきやすいわけでもないのだが、想像を絶する量であろう資料、長大な時間をかけたであろう取材からよくあれだけの珠玉の言葉で、古の人物を描き出すものだと、ほとほと感心。
氏の文章には言葉を操ろうというようなことは微塵も伺えず、ただただその時代の人間像に迫りたいといった気迫がさりげなく随所に見える気がする
特に張良と陳平の進言で劉邦が、項羽との停戦の約束を白紙に戻し追撃を決意するときの場面は毎回何度もそこだけ読みなおしてしまうのです
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by piada | 2006-07-18 06:39 | しこうの部屋