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piada(ピアーダ)

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flute,piano,celloのトリオ

カテゴリ:楽曲解説( 15 )

坂上です。まだ約半分ですね〜。ネタひっぱりすぎでしょうか。。。

今回は僕の「月夜のサウダージ」を。

まずはイントロの変なメロディーがパッと先に生まれたんです。で、ピアノで作曲していて、ピアノでメロディ弾いてもらおうか、フルートがやろうかチェロがやろうか悩んだんですけど、このちょっとシュールな感じはチェロが一番良いかな、と。そしてエンディングにもう一度このメロディーが出て来ますが、最後もフルートを吹かないのがミソです。ちなみにイメージとしては、このメロディーによって、夜、ベッドから月夜を見るために夜空に(夢の中で)向かって飛び立つ感じです。またエンディングで家に戻ってくる、みたいな。

サビのメロディーがまた切なめなメロで、サウダージな感じです。そもそもサウダージとは、懐かしさ」「郷愁」「もう戻る事の出来ない無邪気で日々の悩みも無く楽しかった幼き頃の日々への想い(この解釈の場合、他言語で「saudade」に該当する用語はまず存在しないと言われている)」などを表す (wikipediaより)。中村善郎さん曰く、ポイントは「距離感」らしい。。。

そしてこの曲の最大のトピックとしては、伊藤志宏のアコーディオンですね。彼のアコーディオンは絶品です。よくある鍵盤型のではなく、タイプライターのようなボタン式。このアコーディオンソロがさらにサウダージな雰囲気を醸し出しています。あ、レコ発ライブの時に、松本圭司さんにピアノを弾いて頂き、伊藤志宏にアコーディオン、というライブもありましたね。あれはとても楽しい演奏だったのを覚えています。

あと、今年の僕の誕生日ライブで、伊藤志宏のサプライズ企画で、僕に内緒で弦カルテットでこの曲を突然演奏してくれたのも記憶に新しいですね。あれは嬉しかった〜。せっかくだから何かの機会でまた弾いてほしいものです!
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by piada | 2006-08-16 13:03 | 楽曲解説
志宏です
{最初にお断り}
そもそも音楽に解説は必要か?(根本的には必要ないと思いますが)
ということに論点を置いてしまうとなかなか話が進まず
この企画が台無しになってしまうので、
軽く、随想風にやっていこうと思っています

これより、早くも名盤の噂も立ってるというpiada 1st album『繪本図書館』
に納められている珠玉の楽曲達を、ありったけの愛を込め、更にメンバーならではの鋭い洞察力、また一個人として独断と偏見を持って懇切丁寧に解説したいと思います
基本的にまだCDを手元にお持ちになっていない方には少々取っ付きずらくなってるかもしれませんが、この裏解説を読んだあとにCDを手に入れてじっくり鑑賞するというのも相当オツなことになるであろうということを信じているわけです。

ああ、レコ発ライブが終わったのに、まだ三曲しか解説がない
まーやむを得ませんね
大体前置きを一回目からパクってる時点で怠慢ですが、、、
いいのです
自分の文章ですから。

第四回は組曲スイミーソング1楽章

この曲のポイントは後半の三拍子が、実は2楽章なんじゃないの?
というところです

これはメンバー間にも色々解釈がありまして、これといった正解がある訳ではないのです。
ただ
曲調が変ったり、テンポや調が変化したからといって違う曲であるという決まりがある訳でもなく
流れです、流れ。
ただライブでやると、あきらかに聞いている方は「あっ、ここで2楽章に入ったんだな」
と思われる事が多いらしく、ちょっと罠にはめた気分でいつも申し訳なく思います

とつぜんですが、海に泳ぎに行く場合浜辺がいいですか?
それとも磯辺がいいですか?

私は断然磯辺ですね

浮き輪でぷかぷか浮いていてもそんなに楽しくないのです
それよりも磯辺で素潜りをする方がわくわくしますな
わけのわからない生き物の宝庫です
とかいっておきながらここ8年くらい海で泳いでいないのですが、、、
(海、悲しいくらい似合わないんです)

幼い頃に毎年伊豆半島、妻良(めらと読む)で潜って遊んでいました

勿論スイミーが目にした海の中と、妻良の海の風景は違うでしょうが。
スイミーはどんな情景を目にしながら泳いでいたのかなー
と思いつつ
聞いてみるのもまた一興かなと

ーーー了ーーー
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by piada | 2006-08-08 01:44 | 楽曲解説
志宏です
{最初にお断り}
そもそも音楽に解説は必要か?(根本的には必要ないと思いますが)
ということに論点を置いてしまうとなかなか話が進まず
この企画が台無しになってしまうので、
軽く、随想風にやっていこうと思っています

これより、早くも名盤の噂も立ってるというpiada 1st album『繪本図書館』
に納められている珠玉の楽曲達を、ありったけの愛を込め、更にメンバーならではの鋭い洞察力、また一個人として独断と偏見を持って懇切丁寧に解説したいと思います
基本的にまだCDを手元にお持ちになっていない方には少々取っ付きずらくなってるかもしれませんが、この裏解説を読んだあとにCDを手に入れてじっくり鑑賞するというのも相当オツなことになるであろうということを信じているわけです。

ああ、レコ発ライブが終わるのに、まだ二曲しか解説がない
まーやむを得ませんね
大体前置きを一回目からパクってる時点で怠慢ですが、、、
いいのです
自分の文章ですから。

第三回は、最近ライブで大人気?ペンギンダンス
大阪八尾では手拍子が起こりました
びっくりです
僕の友人はこの曲を私が作ったとは思っていなかったらしい、、
なぜか?
曲調が明るいからだそうです

元はと言えば「ばけつでごはん」というそれはそれは素敵な漫画があるのですが、その中では動物園に動物たちが仕事として通っていて、そんなかでペンギンの主人公を囲んでそれとなく恋愛や仕事の悩みなどのストーリーが展開してくのです

ペンギンたちは子供たちに喜んでもらおうと、チームを組んで踊るのですがその場面を見て、こんな曲だったらいいかなと思ったような気がします

この漫画、じつはアニメにもなっててあの神田うのが声優で参加していて(主人公の舎弟のサンペー役)話題になってました

あっっっっ!気がついたら「ばけつでごはん」の解説になってる!!!
しょうがないです
随想風に筆を進めてるのですから

一番の聞き所はなんといってもアフレコした手拍子です
書いてたらまた読みたくなっちゃった
なのでここで終わり〜〜しこうです
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by piada | 2006-07-15 14:29 | 楽曲解説
第二回 楽曲 裏解説

坂上領です。今回の紹介は僕のオリジナル「登山列車と雨男」です。

この曲は割と新しく、たしか今年に入ってから作りました。アルバムの録音が間近なのに、明るめの曲が少ない!ってことになり、レッスンの合間にピアノ弾いたり、チャリ乗ってる時に鼻歌で歌ったりしてできました。

割とシュールで暗い。。。CD全体で聴いた時にそんな印象を与えたくなかったので、アップテンポ、明るめ、とかいろいろ自分の中でキーワードがありました。で、実は仮タイトルは「こびとのだいち」でした。ガリバーじゃないけど、何か大きなものに向かって行くぞ〜!っていう雰囲気のイメージだったのです、が、今イチ曲名がピンと来ませんで、悩んだ末に「登山列車と雨男」だ!と思いついたのです。

箱根に行く際の、ロマンスカー〜登山鉄道〜ケーブルカー〜ロープウェー〜海賊船、という王道なコースが大好きで、小さい頃箱根に行った時の写真もここの blogに載せていますが、昔からよく行ってたのです。スイッチバックとか、子供の頃にとって夢ふくらみまくるじゃないですか(笑)。ちなみに僕が幼稚園の時、花粉症になったのも、ここ箱根でした!

で、何度も行くのですが、雨の確率が高いです。ライブ、レッスンで雨を降らすことも多く、みなさまにも多大なるご迷惑をおかけしています。プライベートの旅行でも、伊豆に行けば台風接近で暴風雨になり、日光に行けば東照宮で修学旅行の学生が大群で傘を持って狭い階段を登ってくるのに出くわしたり、割と残念な感じです。一番の雨の思い出はSINSKEのバンドで出演した苗場でのFUJI ROCK FESTIVALです。ステージ裏の控え室からステージに向かうまでが泥沼みたいになっていて、長靴で移動しました(笑)。

というわけで半ば自虐的な意味を含みつつ「雨男」としました。

実際曲に照らし合わせてみると、最初が箱根湯本(小田原でも可)からゆっくりと登山列車が走り出し、期待膨らむ山登り。スイッチバックなどを経て、強羅のあたりから雲行きが怪しく。そこでBメロ!ケーブルカーの途中で雨が降って来ます。ちなみにBメロは7/8拍子で、最後の小節が8/6拍子、なんてことはどーでもいいですよね。で、桃源台の頃には土砂降り。もうこうなったら開き直るしかありません。ロープウェーでサビです。明るく振る舞ってます。痛々しい。。。そしたらなんと湖尻に着くと晴れまして、海賊船も無事に乗れました!めでたしめでたし。みたいなイメージでしょうか。実際は晴れないんですけど (笑)。

この曲は松本圭司先生がいろいろアドバイスを頂き、おかげで素晴らしい感じになりました。感謝!

長くなりましたのでこの辺で。あ〜、あじさい列車のシーズンですね!

↓ネットオークションで手に入れた登山鉄道のチョロQ。1両編成バージョンと2両編成バージョン、揃えちゃいました!かわいいでしょ〜
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by piada | 2006-06-03 04:36 | 楽曲解説
志宏です
{最初にお断り}
そもそも音楽に解説は必要か?(根本的には必要ないと思いますが)
ということに論点を置いてしまうとなかなか話が進まず
この企画が台無しになってしまうので、
軽く、随想風にやっていこうと思っています

これより、早くも名盤の噂も立ってるというpiada 1st album『繪本図書館』
に納められている珠玉の楽曲達を、ありったけの愛を込め、更にメンバーならではの鋭い洞察力、また一個人として独断と偏見を持って懇切丁寧に解説したいと思います
基本的にまだCDを手元にお持ちになっていない方には少々取っ付きずらくなってるかもしれませんが、この裏解説を読んだあとにCDを手に入れてじっくり鑑賞するというのも相当オツなことになるであろうということを信じているわけです。

第一回目に取り上げる曲はCDの2トラック目
[霜月]
作曲は不肖わたくし
忘れられないのはこの曲を書いた日、piadaのリハだったんだけど領君が歯茎から出血して更には熱まで出して真那美と二人だけでリハをしたことかな。
領君は大雨が降ろうと槍が降ろうと(雨を降らしているのは彼であることが多いのですが、、、)リハを休むことは無い人でこの日も「行く」と言って聞かなかったんだけど、取り敢えず仕事も立て込んでそうだったので、一喝して休ませました。
なのにリハの場所は、領君の実家でしたね。
ちょいと微妙な空気かと思いきや、ふつうに領君の部屋で主不在のままいつもどうり進めていました。
ガサ入れのようなことはしてないから安心してね。

この曲は別にcelloをフィーチャーするつもりで書いた訳ではないのですが、全編にわたってサウンドの核心部を奏でてくれてます。うっとり。
サビの部分は弦カルテットでアレンジしてみたいです。
celloがメロディーで後ろで木管のアンサンブルも素敵かも。
何となくうっとり。
どうやら結構難しいらしくライブでも一時期寝かせてる事もあったのです。
真那美君、いつもお疲れ様。
素敵な出音の裏側には、演奏者の間断の無い工夫と情熱と努力等が混在して、言葉や(ましてや数字や記号に)置き換えられない何かがあるのです。(たぶん)
混在していながらも演奏者は「音楽をする」という一つの行為に没頭していくのでしょうか。


去年の11月は急に冷たい風が吹き荒んだり、その翌日には雲一つない青空が広がったり、葉の紅葉が存外長い間色付いていたりとたくさんの表情を見せてくれたひと月でした。
11月は例年の掟で、いつも忙しいんだけど、外を歩くたびに「11月ってこんなんだったけか?」
という印象があった気がします。

今年、来年、再来年、再再来年、もっと先の11月にこの録音を聞くと、
ひょっとしたらそれぞれ違った聞こえ方がするんだとしたら、
『霜月』は本当に素敵な曲なんだろうなと思えます。

年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず。

「同じからず」の「人」に依って、「花」も「相似たり」だったり、もしかしたら「同じからず」だったりすることもあるはずなのです。
ーーー了ーーー
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by piada | 2006-05-28 04:03 | 楽曲解説